お天気ことわざについて

1、青夕焼けは大風となる…………　夕焼けが青っぽく見える時は、翌日大風が吹く。

2、あかつきの白雲が急にちれば大風….....雲が急に散るということは、上に強い風が吹いている証拠だから

3、朝雨にかさいらず　……………　　朝の雨は、じきにあがるということ。

4、朝雨は日照りのもと　…………　　朝の雨は天気の前ぶれ

5、朝ぎりは晴れ　………………　　朝、霧の見られる時は晴れる。

6、朝ぐもり、昼日照り　…………　　朝のうち曇っている日の日中は、ひどく暑い。

7、朝にじは雨、夕にじは晴れ　……　朝の虹は西の方で雨で、夕にじは東の方で降っている。

8、朝もやの昼日より　…………　　朝もやが立ちこめたあとは晴れる。

9、朝焼けは雨、夕焼けは日より　……　朝焼けした日は雨で、夕焼けの翌日は晴れる。

10、雨蛙が鳴くと雨　………………　蛙が鳴くと雨になる確率が高い。

11、家に煙がこもれば翌日は雨　　……　低気圧が近づいているため、天気がくずれて雨が降る。

12、入り火よければ明日天気　………　夕日が美しいと、翌日もよい天気だということ。

13、ひつじ雲が出ると翌日雨　…………　低気圧が近づいてくると、天気のくずれる前にひつじ雲ができる。

14、魚が水面に出て呼吸いていると雨　………　天気のいい静かな日が続くと水面の酸素が減ってくる。

15、大霜の明後日は雨　………　移動性高気圧がおおうと大霜になり、通ってしまうと後から低気圧がくることが多いので、　雨になることも多い。

16、かまどの煙が真っ直ぐ上がれば晴れ。たなびけば雨の兆し　………　天気がよくなる時は、強い風が吹かないから、かまどの煙がまっすぐ上がる。

17、雲が南から東へ動くと晴れ　………　低気圧が東へ去ってしまった時だから晴れてくる。

18、雲のはやく走る時は天気は悪くなる　………　低気圧が近づくと、上層の空気の流れが速くなる。

19、クモは大風が吹く前に巣をたたむ　………　クモは天候の変化を予知して大風の前にどこかに逃げてしまう。

20、雲行き早く、空黄色を帯びる時は大風あり　………　大規模な風が吹くとき起こる。上層で強い風が吹いている時は、雲行き早く、砂ぼこりを吹き上げている時は空が黄色く見える。

21、煙が東になびけば晴れ　………　煙が東へなびくのは西風が吹くときだけ。西風は多く低気圧の通った後に吹く。

22、午前南風、午後北風なら明日は晴れ　………　低気圧が通ったことを示す。

23、子どもさわげば雨が降る　………　低気圧が近づくと人間の神経はしげきされるので、子供はけんかしたりさわいだりする。

24、霜の多い朝は晴れ　………　水蒸気が霜になり、夜の冷え込みがきびしかったことで天気もよかったことになり朝晴れる。

25、三味太鼓の音のにごるのは雨の兆し　………　湿度が高くなると三味太鼓の皮がゆるんでくるので、音がにごって聞こえるようになる。

26、たばこが乾くと天気がよい　………　たばこは湿度にびんかん。

27、なべのはだがしめると雨　………　水蒸気を含んだ暖かい空気が流れ込んで湿度が高くなり、なべの表面にふれると冷やされてつゆになる。

28、西の雲が曇ってくると雨になる　………　低気圧は西から東へ移動するため。

29、ねこが顔を洗うと雨　………　昔からのいいつたえだが、実際は天気との関係は深いものではない。

30、便所の臭気が強い時は雨　………　アンモニアなどは風によって運ばれない時は一段と臭い。雨の日は地面があたたまらないから上昇気流が起こらず、臭気は地面付近にとどまり特別臭い。